第二章

6/24
前へ
/88ページ
次へ
「じゃあもうくじで決めるぞ!いいな!」   その言葉に、皆ブーイング。そりゃそうだ。 でも聞こえているのか聞こえていないのか、完全無視で先生はくじを作り、皆は渋々それをひいた。   「私、くじ運強いんだよね~♪」   後ろの席の真由に、そんな事を笑顔で言いながら、くじを開いた。   私の顔は、笑顔から絶望へと変わった。  
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加