第二章
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「じゃあもうくじで決めるぞ!いいな!」 その言葉に、皆ブーイング。そりゃそうだ。 でも聞こえているのか聞こえていないのか、完全無視で先生はくじを作り、皆は渋々それをひいた。 「私、くじ運強いんだよね~♪」 後ろの席の真由に、そんな事を笑顔で言いながら、くじを開いた。 私の顔は、笑顔から絶望へと変わった。
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