第2章

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  『‥‥誰?』   私が恐る恐る聞くと 彼は笑顔で答えた     『俺?  俺はカイル。  近くの農場で  親父の手伝いやってんだ』     『農場‥‥』   カイルは笑顔のまま頷いた   『お前は?  名前なんていうの?』     『私は‥‥サラ』     『サラかぁ~  いい名前だな!』       人と話したのは久しぶりだった     だけど     カイルがぺらぺら話すから 私も 自然に会話できた    
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