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なるほど。
「お友達の娘さんへの絵本なんですね。わかりました。一緒に探します」
これ以上他の人に見られている必要もない。
私はすっかりお馴染みになった絵本コーナーに、本日二度目の訪問をした。今度は彼も一緒に。
私は彼の友達の娘さんの話を聞きながら、どんな絵本がいいのかとても熱心に探していたのだと思う。
「ほんと、一生懸命ありがとう。でもそんなに急がなくてもいいよ」
彼が疲れたような顔で、そう私に言ったからだ。
「ごめんなさい。つい夢中になっちゃって」
急いで謝る私。
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