遊～ｹﾞｰﾑ～

ハジマリ

「どうやら恐ろしい対策な様なのﾃﾞｽよ…‥」

この学校の風紀を正す

恐ろしい対策……‥‥

いったい教師たちは何をしようとしているんだ??

「ま、ただの噂っしょ??」

俺が深く考えていると、今まで隣で黙っていた大希が軽い口調でそう言った。

「そんなｺﾄゎありﾏｾﾝよｯｯ。まぁ、信じる信じないゎ自由ﾃﾞｽｹﾄﾞね」

大希の言葉に気を悪くした螢はそう言い残して去って行った。

「で、お前ゎ信じるん??」

『螢は妙な情報ほど信憑性がたかいんだよねｰ…‥』

「たしかに言えてるｰwま、今とやかく言ってもしょうがないし、せんこｰ来たらわかんべ」

『それもそｰだな。ぢゃ考えんのよそｰ』

それから俺たちは暫く笑いながらたわいのない話をした。

誰もこれから起こる惨劇を予期しなかった。