スタート

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  目を覚ますと、俺は冷たい床の上に横たわっていた。 明らかに此処は教室ではない。 だだっ広い体育館の様な部屋。 周りには俺と同じ制服を身にまとった人が沢山いる。 顔見知りの先輩や後輩などもいる。 きっと此処には全校生徒がいるのだと俺は悟った。 左手首に違和感を覚え視線を移すと 番号がかかれた時計の様なモノがぴったりとくっついている。 取ろうとしても取れない。 「…………雅??」
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