ねぇ…

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信じてたのに裏切られ…酒に溺れた。涙に溺れた。一点の光もない所に放り出された。ただただ光を捜しさ迷い続けた。どこにあるのかわからない答えを探してさ迷った。僕は堕ちていった。君を求め続けた。その度にもどかしさを埋めるように酒にすがりついた。酒は僕を受け入れ僕のもどかしさをもみ消してくれた。ただ一時でもよかった。何故風は思い出を連れ去ってくれないの?と問い掛けて見たが…風は音をたて吹き荒れるだけだった。僕の問い掛けには耳を傾けてはくれなかった。
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