海へとGo!夏休みvol.1

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青い空… 白い雲… そして――― 「「海だあっ!!」」 「やっとついたー☆」 「つっても30分だけどなあ」 私達の家は結構下流の方にあって、車で30分程で海についた。 「柚輝君っ♪車出してくれてありがとねっ☆」 腕にしがみつき離れよとしない朱梨を苦笑いで見つめる柚輝君。 柚輝君は千尋君のイトコで高校三年生。 千尋君もなんだけど二人はすっごくお金持ち。 柚輝君は自分の車も持ってるし……… 「夢羽はどんな水着を買ったの?」 「秘密だよー☆じゃ、私朱梨と着替えてくるねっ♪」 最近気付いた事なんだけど、千尋君は私と二人きりになるととても甘えてくる。 でも二人きりじゃないと、甘えて来なくて爽やかオーラを放つ美少年に…… つまり私以外の人の前では仮面をかぶってるって事だ。 私の前にだけ素の顔見せてくれている。 なんだか彼女って感じがしてとっても嬉しいっ☆        
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