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「行こっ!!」
そう言って千尋君と柚輝君を掴んで先に先に進んでいく朱梨。
ヤバいっ…
おいていかれるっ…
急いで進んでいっても波にさらわれ、うまく進んでいけない。
「いたっ……」
ガラスの破片が下に落ちていたみたく、足に突き刺さった。
傷口から塩水が入り、染みる。
「やだっ…」
気にせず前に進もうとしたらいきなり地面が深くなっていて足をとられた。
足はとてもじゃないがつかない高さだ。
溺れるっ………
「何やってんだよ…」
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