海へとGo!夏休みvol.1

10/15
325人が本棚に入れています
本棚に追加
/85ページ
「朱梨が先々行っちゃうからっ…」 「本当ゴメンって… でも千尋君とラブラブできたでしょ?」 悪気のないその笑顔に一瞬殺意がわいた。 「…そのおかげで朱梨も柚輝君とラブラブできたしっ」 ひそひそ声で柚輝君に聞こえないように言う朱梨。 まぁ朱梨がいいならいいんだけど…… 告白したらいいのにな?… 「…そろそろ戻ろっか」 柚輝君のその声と一緒に私はお腹が鳴るのを感じた。 「しっかりつかまっててね」 千尋君のその声で私は千尋君の首に手を回し、背中に寄りかかった。        
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!