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「そこのねーちゃん達。
俺達と遊ばねぇ?」
後ろを振り向くといかつくて腕に豪快な青龍の刺青の入った男がサングラスをかけ、私達を見ていた。
後ろにはチンピラみたいな男が2人。
「えっと…遠慮しておきます…」
「いいじゃんっ☆
気持良い事しよーよ」
やだっ…
「放してっ」
「夢羽っ!!」
その声と共に朱梨の方へと振り向くと一人のチンピラにとらわれた朱梨の姿があった。
その時、私ももう一人のチンピラに捕まえられた。
急いで千尋君に助けを求めようとするが、いつのまにか遠くまで来てたみたいで、人の姿が見えない。
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