誰か

6/6
前へ
/36ページ
次へ
風、冷たい。 『寒くない?』 風が当たらないようにキミを自分の体に寄せた。 小さい。 まだ子供なのかな。 『うん。でも貴女の手、冷たい。』 『大丈夫、気にしないで。』 キミはいい子だ。 優しくしたくなる。 不思議な鳥だ。色々と。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加