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彼の優しさがどれ程支えになったか… そして蒼也は呟いた 「…光が……自分にとっての光が呪いを解く鍵に成る……」 それは呪いから解放された奏の言葉だった 始めは意味が分からなかったが 何時しか光司と奏、二人の寄り添う姿を見て何となく分かる気がした だが蒼也は二人の姿を見ていると胸が痛んだ… 「光司さん……」 そう…蒼也にとって、光司の存在こそが支えに成ってしまっていた
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