16歳夏:救いの手

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「ミキ、苦しいなら付き合わんか?お前が苦しいとき俺が支えてやる」 正直ビックリした… 今思えばきっとこの時コウちゃんにミキを好きって気持ちはなかった… ただ心配だったンだと思う 不安定で逃げてばかリのミキのことが… コウちゃんは優しい人だから… 人に頼っちゃダメってあれだけ思ってたのに… コウちゃんの支えてくれるって一言に気持ちが揺らいでた… どおしてこんな嫌な女になったンだろ… 嫌いだよ… 心ではそんなこと思ってたのに口を開けば付き合うことを選んでた…
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