16歳夏:救いの手

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優しいコウちゃん… コウちゃんは頼っていいって言ってくれた 支えるって言ってくれた… ミキはそんなコウちゃんと付き合ってたらいつかショウを忘れれるって思った… ううン…忘れるって決めたンだ ミキはコウちゃんを選んだンだから… 何かが変わるって思った コウちゃんならミキを幸せにしてくれるよおな気がした… ミキは自分が立ち上がるためだけにコウちゃんと付き合ったンだ… やっぱリこんな自分大嫌いだよ… でも今はこおするしかないンだ… こおしなきゃ立ち上がれない… 変われないンだ… さよならショウ… ミキはもおあんたを忘れるよ…泣 そんなこと思いながら涙を流した… ミキは涙でにじむ夕日を見ながらショウを忘れて全てをやり直すことを誓った…
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