16歳夏:あいつ

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「もしもし」 …変わらないショウの声が耳に響いた… 「もしもしミキ?」 あの時と同じよおに名前を呼ぶンだね… 『もしもし…何?』 「急にごめンな?何かミキと話したくて」 話したいって何…? 今更…何で…?泣 彼女いるンでしょ…? そんなこと考えてたら自然と涙がポタポタ落ちた… 変わらないあなたの声… 昔と同じよおにミキの名前を呼んで…泣 どおにもならない気持ちが心を覆った… 『彼女いるんでしょ…?ミキと話す必要ないじゃん…』 ショウは少し黙った後口を開いた…
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