なぜ・・・

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毎日彼が迎えに来てくれては学校に通う日々・・・ そんな日々を過ごす中で少しずつ昔に戻っていった いつの間にか学校に行くのが楽しくて友達とも普通に話せる様になっていた 卒業式の日、彼は有り得ない位の短ランに刺繍をいれて通学してきた 卒業したら彼は就職 私は進学をする また一緒に居れなくなる事が悲しくて泣きそうな私に『就職して将来は寿司屋の大将になるから食べに来いよ!』 そう言うと優しく抱きしめてくれた 『お前の変わりなんて何処にも居ないから。俺も頑張るからお前も頑張れ!淋しくなったら逢いに来い!』 そう言いながらポケットからアメを取り出し私の口の中に入れてくれた 出逢った日から何も変わらない彼がそこに居た
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