夕焼けと珈琲の香り

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いつも通りの帰り道に植えられてる柳の葉は秋の季節によってほぼ散っていて、近所の頑固者で有名なお爺さんの家はたき火をしている。 でもそんなのはお構いなしだ 宮妃は完全に無視、彼女の頭の中は大体夕飯とか明日行われる数学の小テストの事でいっぱいだった。 「かったるいなぁ・・まぁ今夜はカレーにしようかな・・・?」 一瞬、目の前に何かが通り過ぎた。 目を擦ってよく見てみる ひらり、 またちらついた 茶色の少しウェーブがかかった髪の毛で瞳の色は紅く、焦げ茶のゴシックな服を来た女の子。 「ありえない嘘だ!これは何かの見間違いなんだ!」 でも眼を離せない、
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