夕焼けと珈琲の香り

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散々連行されたのち、息も切切れ状態の宮妃は上を見上げた。 【アンティーク《Labyrinth》】 こんな所にアンティーク店なんてあったか? 一方のゴスロリの女の子は何故か誇らしげに胸をはっている、 疑問だらけな宮妃は少女に問い掛けた。 「・・なんですか此処、それに君は誰?」 少女はルビー色の瞳を見開きこう言った。 「何ってアタシの店よ、それから名前は細流院 梓!!」 見掛けによらず偉そうだなちと腹立つぞ 「あのね嘘はやめて、いくら遊ぶ友達がいないからって関係ない人と付き合うのはやめなよ?」 「嘘じゃない!あとアタシはこれでも23歳よ!!子供扱いしないで!!貴女の方が年下なくせに!!!!」 はぁ!? そんなのありえねぇよ!!
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