世界 唯一 自傷主義

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  世界の片隅 止まらない時間の中で 独り なにも見付けられずに居た 今日はいつもより空が蒼くて   きっとキレイに飛べるはずだったのに 君が僕じゃない誰かに泣くから 君が僕じゃない誰かと笑うから 君がいけないんだ いつまでも 一緒だと思ってたのに 僕以外に泣いたりするから 僕以外に微笑むから 憎ったらしくてしょうがない ね 視界から失せて 君の瞳には 僕だけ映っていれば それでよかったはずなのに
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