風紀委員長様の追憶‡前‡

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「…フッ…かもな。」 その思いに行き着いた俺の顔には、自然と笑みがこぼれる。 帝と同じように目を細めて笑んだ俺に、帝は軽く驚き『ちゃんと笑えるんじゃないか』と、からかうように笑った。 そんな帝に、俺は無意識のうちにやつの頬に手をのばし… 「ん?どうし…………っ!!!!!」 気付いた時には 自らの口で、俺の行動に疑問を投げ掛けようとした帝の口を……塞いでいた。 .
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