風紀委員長様の追憶‡後‡

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僅かに朱色に染まった頬が…… 愁いを帯びた瞳が…… 俺の理性を煽る。 もっと触れたい 触れて……キスして……口内を目茶苦茶に犯して…… 無理矢理にでも 抱きたい ……俺のことしか考えられないようにしたい…… ―…………っ……何を考えてるんだ……俺は。 瞬間的に頭に芽生えた欲望に、まだ残る理性が働く。 だがやはりそれは儚いもので 「……緋月……」 名を呼ばれ、まるでねだるかのように目を伏せられてしまえば……理性の糸は簡単に音を立てて切れてしまった。 .
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