風紀委員長様の追憶‡後‡

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「んっ……んんっ」 角度を変えて何度も貪るように唇を重ね、口内を激しくまさぐる。 俺の胸元をギュッと掴み、合わせるように舌を絡めてくる帝に、愛しさが込み上げてきた。 俺は帝の腰に手をやると、自らのほうへグッと引き寄せ…… トサッ そのまま自然とマットの上に押し倒して、ようやく唇を解放した。 「……っ……はぁ……はぁ……」 短く息を繰り返すその姿は恐ろしいほど煽情的で、本能をさらに刺激する。 俺は帝の服に手をかけると、じっと目を見つめた。 「嫌なら本気で抵抗しろ……そうでないなら……やめるつもりはない」 もはや自分で何を言っているのかもわからない…… ただ気が付けば、俺は勝手にそう口走っていた。 .
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