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葵「……で、帝先輩の両親ってどんな方なんですか?」
帝「あ、話戻すんだ?
それにしても、随分と色気のない声だったね……」
緋「……」←同じことを思った
葵「うがっ!!
ど、どうでもいいでしょうそんなの!!
それより質問に答えて下さいよ!」
帝「はぁ……仕方がないねぇ。
まず母は、無口で人見知りが激しくて、他人の前じゃ滅多に笑わない。
でも父や俺にはよく笑いかける、綺麗な人だよ。
それから父は、俺の顔をより男らしくして、背を伸ばして、髪を切ったって感じだね。
凛々しくて真面目そうなわりに、人をおちょくるのを生き甲斐にしてる人だ」
葵「……本当、完璧に遺伝なんですね」
緋「言ったとおりだろう?」
葵「はい💧」
帝「まぁ、葵は会わないほうがいいかもね。
絶対おもちゃにされるだろうから(ニコッ)」
葵「∑∑えぇっ!!」
帝「それじゃあこれくらいで終わろうか」
緋「だな」
葵「あ、本当長々とすみませんでした。
本編のほうも、よろしくお願いしますね(ニコリ)」
[終]
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