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人間、普段ならばどうにか孤独に…寂しさに堪えることもできるが、こういう季節になると、そういう訳にはいかない。
回りの家の楽しそうな風景が、嫌でも目につく……………そんな風景を見ると、自分の孤独さを思い知ってしまうのである。
しかし
梓は決して寂しさも、孤独さも感じはしなかった。
なぜなら
「梓っ、遅刻するぞ!!!!」
いつも自分のことを1番に考え、どんな時も側にいてくれる、『時音 日向』という親友がいたのだから……。
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