友達以上恋人未満

14/40

620人が本棚に入れています
本棚に追加
/142ページ
確かに、私服であると梓は、女の子と間違われることも不思議ではなかった。 そして 「……………。」 「………が、日向!!」 「っ!!!!」 日向はボーッと横目でそんな彼等を見てたが、梓の自分を呼ぶ声にハッとし、梓に照準を合わせた。 「さっきからボーッとして、どうかしたの?」 「……いや………悪い。」 心配そうに首をかしげるのを見る限り、梓には周りの声は聞こえてはいないようであった。 「?」 「フッ…それより、何にするか決めたのか?」 「あっ、うん(ニコッ) えっとねぇ……………。」 日向はなおも不思議そうな顔をした梓に軽く微笑むと、視線をメニューへと戻すのだった。 .
/142ページ

最初のコメントを投稿しよう!

620人が本棚に入れています
本棚に追加