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「君ほんっと、可愛いなぁvV」
「なぁ、俺らと一緒に遊ぼうぜ♪」
「一人でいたら危ないぜぇ!!」
「あっ、いや僕は!!!!」
「僕って、君女の子なのに変わってるねぇ。
でも、そんなとこがマジ可愛いvV」
日向が売店へと向かってすぐ、梓は3人の男達に囲まれていたのである。
男達は梓を女だと勘違いし、しつこく梓に言い寄っていた。
すると
「ほら、行こうぜ!!!!」
グイッ
痺れをきかした男の一人は、梓の腕を掴むと自らの方へと引き寄せようとした。
そして
「あ、ちょっと!!!!!」
梓が批判の声をあげた
その時
「……何をしている。」
日向は男達を睨みつけ、怒りをはらんだ低い声でそう言葉を発した。
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