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「ひゅ、日向!!」
そんな声に梓は日向の姿を見出だすと、ホッと安心したような顔をした。
しかし
「…なんだてめぇ!!!!」
「今取り込み中なんだよ、さっさと消えろ!!!!」
「ほらっ、あんな奴ほっといて行こうぜ♪」
グイッ
「あ、やっ!!」
男達は日向に怒気をはらんだ声で叫ぶと、再び梓を掴んでいた手をひいた。
すると
ドカッ
「かはっ!!!!」
日向は素早く梓の腕を掴んでいた男に近付くと、思い切り腹部に蹴りをいれ、梓を庇うかのように背を梓に向けて、再び残りの男達を睨み付けた。
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