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「結局、どうして観覧車なんだろうね?」
観覧車が1番上に到着しかける頃、梓は外の風景を眺めながら、まるで同意を求めるかのように日向に尋ねた。
すると
日向が梓と同じように外に視線を向けながら口を開けた…
その時
「………そう…っ!!!!!!!」
「わぁ!!!!!!!」
2人は一瞬驚きの表情を見せ、そしてその素晴らしさに目を奪われた。
なぜなら
外は一斉にライトアップされ、クリスマスのイルミネーションが煌々と輝き始めたのである。
……ちょうど、観覧車が真上に到着したその時に。
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