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「………あっ、もうそろそろ下に着きそうだね………残念。」
観覧車も残り4分の1くらいとなった頃、梓は少しだけ肩を落として日向に視線を移した。
そして
「でも…………ほんとにありがとう、日向。
……今日1日…………凄く楽しかった………。」
「……いや、別に構わな「あっそれと…。」……なんだ?」
安らかな微笑を浮かべながら言葉を紡ぐと、今度は一瞬ハッとしたような顔をし…
「Happy christmas、日向(ニコッ)
フフッ………ていっても、まだイブだけどね。」
…少し照れたような満面の笑みを、日向にみせるのであった。
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