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「…フッ……じゃあ、下に着いたらそろそろ帰るか………お前の家に。
……夕飯……作ってくれるんだろ?」
少しして日向は笑い止むと、梓に優しい声で尋ね
「ふぇ!?…あっ、うん!!!!(ニコッ)」
そんな日向の問いに梓は、一瞬驚いたように顔をあげるとすぐに顔に笑みを浮かべて、力強く頷いた。
こうして
二人は仲睦まじく家へと帰り、彼らのクリスマスイブは幕を下ろしたのであった。
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