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忘れられぬ日となるはずであった
否
確かに忘れられぬ日となった
しかし
我は主を守れなかった
主は最期に何を思うた?
我の助けを信じておったか?
そして
我を怨んだか?
間に合わなかった我を
我が
どれだけ悔やもうとも
どれだけ憎もうとも
主は二度と戻りはせぬ
それでも我は
主がため…否…我がために
禁忌を冒そう
もう我は
我を止めることなど
出来ぬのだから
例えこの先どうなろうとも
どれほどの血に塗れようとも
我は
我は
この手を紅く染めよう
The end
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