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『ギャーー!学校!!!』
抱いていたウミを地面へと降ろすと
『バイバイ、ウミくん…』
クスンと言いながら学校へと駆け足で向かった
――
『はぁ~…結局遅刻だ~』
言いながら遅刻の罰として美羽は両手にバケツを持っている
『あーあ、ウミくんと遊びたいなぁ』
と、ふと窓の方を見ると
『あ~!!中沢くん!』
ぽっと頬を染めて見つめる相手は美羽の好きな人である中沢準だった。
はてさて、美羽と中沢の出会いを話すと…。
【美羽がまだ中3になる前】
―ガサガサ
『ウっミく~ん』
ウミ専用のご飯を持ちいつもの公園に向かうと驚くべき姿を美羽は見た
―えっ
嘘…
あのウミくんが私以外の人に慣れてる?!
そうその光景は、
知らない男がウミを抱き上げじゃれあっている様子だった
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