第二章 仲間

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マントのせいで顔は見えないが、ただ一つだけ言える事は助けてくれたという事。〔ちくしょう…貴様…よくも俺の片腕を…!!ブッ殺してやる…!!!〕シュンがそう言うとマントの男に向かって槍を振った。とてつもない爆発が起こりマントの男は粉々になったかと思った。しかし、マントの男は無傷。〔どうなってるんだ…〕シミコーが言った。するとマントの男が〔…俺にはそんなもん効かんよ。それ伝説の武器なんだろ?もっとスゲー技出しなよ。メンドーだな。〕と言った。マントの男はユルイ発言でシュンを挑発する。するとシュンは怒り狂い攻撃するのかと思いきや〔チッ…時間のようだ。次は必ず殺す。〕と言って消えた。スガ達はシュンを追おうとするがシュンの攻撃を受けて怪我を負っているため追う事ができない。一瞬沈黙が流れ、スガは〔アンタ一体誰なんだ…?〕と言った。マントの男はタバコに火をつけるとチラッと目だけが見えた。その目はなんとも冷たく真っ黒な目をしていた。まるで闇のような目だった。しかしどこか惹かれる目をしていた。マントの男はタバコを吸いながら〔俺は暇だから旅してるだけだ。つまんねーんだよ。この世の中。だから面白そうな事してたお前らの仲間に入れてもらおうと思ったんだけど終っちまったしもうお前らに用意はない。じゃあな。…機会があればまた会おう。俺の名は…アキ。〕そう言うと不思議な杖を出し杖から光が放たれた。その瞬間マントの男は消えた。するとシミコーが口をパクパクさせている。〔あの杖…アキ待て!〕シミコーが止めたがもうアキはいなかった。〔どうした?〕とタケヒが言うとシミコーは〔アキが持っていたのも…伝説の武器だ…なんという偶然…。あの杖は8個ある伝説の武器の中でも扱うのが困難な武器…闇を司る杖…《カオス》。間違いなくアキも俺らと関係のある男…そして仲間になる可能性を秘めた運命の戦士。信じたくはないが闇三大皇の1人シュンも何らかの関係があり仲間になる運命を持っている可能性はある…どうなってんだ…〕沈黙。こんな時に大はまだ気絶していた。そしてシュンの言っていだ時間゙とは何なのか…
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