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病院から帰ってきた時、母さんが話があると言って、俺達兄弟をリビングのテーブルに座らせた。
母さん｢あのね？今日は話があるの……｣
母さんが神妙な面持ちで話し始めた。
母さん｢お父さんね………今度病院を変えるの｣
俺は母さんが何を言ってるのかわからなかった。
俺｢何で？｣
兄貴｢黙って聞け｣
兄貴が落ち着かない俺を怒った。
母さん｢お父さん……ガンなの……スイゾウガン｣
俺はガンという名前は聞いたことはあったが、大変な病気だとは知らなかった。
母さん｢だからね。治療に集中するために病院を変えるの｣
兄貴と真由はショックを受けていた。
母さんの目には涙があった。
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