群れ

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「うわっ!!くっ‥来るなぁ!!」 森から帰ってくる男が何かから必死に逃げている 「ハァ…ハァ、何…なんだよぉ!!」 「ウゥ…ァアア…ァア」 ドサッ 「うわあぁ!」 男は慌てて走っていたために足元に気づかず、木の根で転んでしまった すぐ近くに奴がいる いや…                                                                                                                                         奴らだ… 男は奴らに足を掴まれた そして… 「ぐぎゃああぁぁあ!!ああぁ…」                        真っ暗な森に響く声… だが男の断末魔の叫びは虚しくも、夜の闇に掻き消された…
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