発生

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「しっかし…ホントに何も無いところですよね」 彼は西 健之、本庁の新米刑事。 「まぁ、携帯もろくに繋がらない所だもんな…」 彼は松山 修一、本庁の刑事、西の三年先輩。 この二人はよく事件で組んでいる仲である。 「お!あ…あれじゃないですか!?」 西が嬉しそうに指差す 「あ~やっと着いたか…」 1時間かかってやっと現地に着いたのだった                      二人は暗いトンネルをやっと抜けた気分になった。 「とりあえず、捜査本部があるとこに行くか」 そう言い丘を下っていく。
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