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この村は人口も数十人ほどしかおらず、外との交流も乏しく近くの警察署も何十キロも先の所にある。
昼過ぎに村に着いた二人は、整備されていない道を進む…
「はぁ、日本にまだこんなとこがあったとは…」
西がとぼとぼと歩きながら言う。
捜査本部は村の集会場に設置されているようで、機材がたくさん置かれていた。
「あぁ、どうもどうも!ようこそお越しくださいました!」
警官らしき中年の男が挨拶をしてきた。
「あ、どうもお疲れ様です。本庁から来ました松山です」
「僕は西です。よろしくお願いします」
「いやぁ~お二人ともお若いですねぇ。私は多田と申します」
多田の他にも数人ほど警察関係者がいた。
「じゃあとりあえず、事件現場に案内してください。」
松山が言う
「あ、はい分かりました!まぁ少々時間がかかりますけどね」
三人は現場に向かった。
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