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車に乗って数十分すると急にとまった…
「どうかしたんですか?」
西が不思議そうに聞くと
「あ~ここからは歩きになります」
衝撃の言葉だった、二人にとってこれ以上歩くことはイコール死を意味していた…
「えぇ~~そ…そんな!!僕たちもぅこれ以上は歩けませんよぉ!」
「え…えぇ!?…いや、しかしですね!歩いて行かなくては着かないんですけど…」
「おい西!諦めろ…」
涙目で松山が言う
「わ…分かりました…」
しぶしぶ車からでる二人
三人は道なき道をひたすら進む。
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