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しかし圭介のポジションが変わることはなかった…。
圭介に俺は心配そうに大丈夫か?と、聞いたが圭介は作った笑いで俺に『気にするなって、俺が下手なだけなんだからよ』
俺は監督に聞きに言った。なぜ圭介はポジションが変わらないのかと。圭介は正直先輩の誰よりも上手かった。
『監督なんでですか?圭介は誰よりも上手いのにどうしてキーパーなんですか?』
監督は簡単に説明した『キーパーは圭介にしかできないからだ』
俺は少しなっとくした。そうか圭介じゃないとゴールを守ることはできないんだ。
俺は圭介と一緒に帰ることになっていたから部室に行こうとしていたとき圭介は一人グランドでキーパーの練習をしていた。
『圭介帰ろうぜ?』
『用事ってヤツはすんだのか?』
『あぁ一応😃早く帰ろうぜ腹減ったよ』
『うん俺も腹減ったよ』
『ガリガリ君おごってやるよ』
『いいのか?珍しい😁』
俺は監督から聞いたあの言葉が少しほんの少しうれしい気持ちだった。圭介はたぶん知らないでいるだろう、けど俺はそのことは圭介には言わないようにした。
帰っているとき圭介は俺に
『点取ってくれよ〓お前が点取るまで俺誰にも点取られないから〓』
そんなこと言われると思わなかった。俺は負けじと、『俺が点取ってもお前が決められたら意味ないから全部止めろよな😁』
『あぁわかってるさ😁』
俺そのときすごく幸せだった。
俺と圭は途中から別々の道で別れ道でお互い『またな』って言って家に帰って言った。
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