最強彼女

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雄「あの子…なんだったんだろ」 俺は考えながら歩いていた ドンッと誰かに当たった気がした 見上げたらそこには ???「おい!ワレ何処に目ぇ付けて歩いとんねん!あぁ?」 典型的なヤグザしかもヤヴァイ感120% この場合ヤバイでは無くヤヴァイがポイントだ 雄「えっ…?あっ…」 そう何を隠そう俺はただのビビりだ。 ???「やめなさい!角さん!」 うわっこれまた典型的な名前ーってあれは!由紀! 雄「矢神さん?」 恐る恐る尋ねる うわー角さん怖っ めっちゃ睨んでるよ 由紀「あっ貴方!ごめんね…」 由紀さんは一瞬驚いたと同時に謝ってきた 雄「いや構わないよ」 と言いつつ実はビビってますが… 角さん「お嬢!知り合いですか?」 知り合いもなにも…命の恩人ですが…と思ったが 由紀「知り合いも何も頭の悪いチンピラから守ってくれた命の恩人よ」 っと代弁された 角さん「おぉっそれはすまなかった少年よ!拙者が悪かった」 名前だけに古臭いっ いや古臭過ぎだろ 拙者って…いつの時代だよ 由紀「何か御礼がしたいわ…なにか欲しい物とかある?」 角さんに驚いていた俺に由紀さんが声をかけてくれた 雄「いや…いらないよ当然の事をしただけだ」 等と少しカッコをつけてみる 由紀「貴方が良くても私が無理なの!」 怒られた… 不意に角さんを見てみると何やら銀色に光る物を上着のポケットからちらつかせている って!ナイフだろ! Knifeと書いてナイフと読むナイフだろ! っと俺は焦った 雄「とりあえずお茶なんか奢って貰おうかな?」 明らかに社交辞令いや角さんからのアイコンタクト「三途の河見たい?」と… 由紀「遠慮はいらないわよ!」 由紀さんにまた叱られた 角さんは笑っているが右手のナイフは既に牙を向こうとしている 雄「えっ遠慮なんかしてないですます」 ヤベッ変な声で変な言葉喋ってる 由紀「ふーん…まぁいいわ…角さん!」 由紀さんは指をパチンッと鳴らすと角さんは店に入った 一分程待っているとみるみる客が出て来た 角さん「貸し切りました…」 マジかよ 一体何ものなんだ…? 由紀「さっ入るわよ!」 由紀さんに誘われ店に入った 背後から角さんにベレッタの銃口を突き付けられながら
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