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しかし、磯島のバットはぴくりとも動かない。
「ストライク!」
大和は大きく息を吐いた。
ラッキー。
今のボールなら、センターバックスクリーンに叩き込まれても不思議じゃない。
「ナイスボール!」
中谷は大きな声でそういってから、大和にボールを投げた。
マウンドから、ちらりと好太に視線を投げてみる。
すると、視線に気付いたらしく、好太は大和に向けて苦笑いをした。
やはり、好太も気付いていたのだろう。
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