屋上

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屋上

小池「ハァ、ハァ…ア-…ヤッパここが1番落ち着くな?」 健「アアーそうだな、誰も居ないし(笑いながら言う)」 小池「…なぁ健、俺達いつまでこうやって…バカ出来んのかな…」 小池はマジメな顔をして太陽を見つめて言った 健「ずッと…がいいよな、」 小池「オウ!だから高校わ絶対一緒な!?」 健「んなのきまってんだろ!」 2人は腕を交差させて約束した キーンコーンカーンコーン チャイムが鳴り授業が終わった 小池「授業終わったし、戻ろうぜ?」 小池は立って背伸びをしながら言った 健「ちょっと待った、…」 健は口に指を付けて静かにしろ、の合図をした 健「なんかいつもより騒がしくね?」 小池「そうか?どうせ女子がゴキブリかなんかに悲鳴あげてんだろ」 小池は笑いながら言った その時!! 校内放送でこう言った 「パイプ室のパイプに異常がみられました」 小池・健「!!…」 そう、この放送は不審者が校内に侵入しました の合図だ 健はゆっくりと屋上につながる階段から下をみた 不審者らしき者がマスクを被り健達の教室に向かうのが見えた 健「!!…小池!マズイ、襲われてるのは俺達のクラスかもしんねぇ!!」 健は小さい声で小池に言った 小池も屋上から下を見回した 小池「こっちもマズイ、職員室に車が突っ込んでる」 健「!!…」 健も下をみた 車は少し小さいトラックだった 小池「犯人にバレてないのは俺達だけかもしんないな…」 その時!! ??「ぅあ~、よく寝た」 健「誰だ??」 小池は声がした貯水タンクの下に身を潜めた 貯水タンクは近くのフェンスから登らないと乗れない 荒木「おぅ??健じゃん」 荒木は違うクラスだが、合気道をならっていて喧嘩の強さでミンナ知っている 小池・健「なんだよ~荒木かよ!!だけど荒木は力になる」 荒木「いや~授業たるいから寝てたんだけどよ、下がうるさくてよ!!何か起やってんのか??」 健「学校が変なヤツ達にジャックされた、、、」 荒木「フン、で?ソイツ達の武器は??」 冗談話を聞くように言った 小池「よくわからん💦だがさっき銃声が聞こえたから多分銃はあるだろ、後さっき階段の上から見たら刃物を持っていた」 健「これは冗談じゃね―」 荒木「マジ??」 健に真顔で言われて本気だと気づいた 小池「荒木が居た事は救いだ、だけどこれからど―するよ、、、」
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