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「…見つけました」
「…チッ、帰るつもりなかったのによ…」
ジャックルはいつもの笑顔でオレを見つめる。
「あのさ…今日、何か記念日あったっけ…?」
「…クスッ」
…笑われた。
知らないモンはしょーがねェだろ。
オレはヤツにわざと聞こえるように舌打ちしてやった。
「リアラ様、クリスマスを知らないのですか?」
クリスマス…?
じゃあさっきのあれはクリスマスと読むのか、納得。
「知らねェよ。だいたいそんな単語初めて聞いたし」
それを聞くとジャックルはまたクスクス笑いやがった。
…だから笑うなっての。
…まぁ…いつものきょーっほっほっほって笑いよりはマシだけどよ…。
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