Jackle.Reala

2/6
前へ
/38ページ
次へ
「…見つけました」 「…チッ、帰るつもりなかったのによ…」 ジャックルはいつもの笑顔でオレを見つめる。 「あのさ…今日、何か記念日あったっけ…?」 「…クスッ」 …笑われた。 知らないモンはしょーがねェだろ。 オレはヤツにわざと聞こえるように舌打ちしてやった。 「リアラ様、クリスマスを知らないのですか?」 クリスマス…? じゃあさっきのあれはクリスマスと読むのか、納得。 「知らねェよ。だいたいそんな単語初めて聞いたし」 それを聞くとジャックルはまたクスクス笑いやがった。 …だから笑うなっての。 …まぁ…いつものきょーっほっほっほって笑いよりはマシだけどよ…。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加