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「や、やだ!サンタこないなんて嫌だッ!」
貴方のあまりの可愛さに
思わず、抱きしめてしまいました。
「え…?ジ、ジャックル…?」
「大丈夫。貴方はちゃんといい子です。だけど…サンタに手柄を譲りたくないんですよ」
私はそう言いながらリアラ様の指に指輪をはめてみました。
指のサイズを何処で知ったかはあえて黙秘させていただきます。
「これ…!?」
「私からのクリスマスプレゼント、です」
貴方は私にだけ愛されていればいい。
貴方は私からのものだけをもらっていればいい。
…あぁ、何て欲が強いのでしょう。
「それと、もうひとつ…」
…おさえきれなかったんですよ、自分を。
気づいたときにはすでにくちづけをかわしていたのですから…。
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