Jackle.Reala

5/6
前へ
/38ページ
次へ
「や、やだ!サンタこないなんて嫌だッ!」 貴方のあまりの可愛さに 思わず、抱きしめてしまいました。 「え…?ジ、ジャックル…?」 「大丈夫。貴方はちゃんといい子です。だけど…サンタに手柄を譲りたくないんですよ」 私はそう言いながらリアラ様の指に指輪をはめてみました。 指のサイズを何処で知ったかはあえて黙秘させていただきます。 「これ…!?」 「私からのクリスマスプレゼント、です」 貴方は私にだけ愛されていればいい。 貴方は私からのものだけをもらっていればいい。 …あぁ、何て欲が強いのでしょう。 「それと、もうひとつ…」 …おさえきれなかったんですよ、自分を。 気づいたときにはすでにくちづけをかわしていたのですから…。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加