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リストカットと私‥1
複雑な家庭事情の為か
今思えば、小学3年生
くらいから鬱の傾向がありました。
"死んでしまいたい"
考える毎日。
家で私が話すことは
必要最低限の返事と
『おはよう』『おやすみ』『いただきます』『ごちそうさまでした』
これだけでした。
腹違いの妹の悪さも
姉である私の責任。
まだ幼かった私には苦痛でした。
夜、寝ていても私には非が無いのに
帰ってきた父親に叩き起こされ説教。
物凄く厳しい、というか異常な程でした。
義母が私の名前をちゃんと呼んでくれたのは、離婚してから。
小学5年生の時
祖父母の家に私だけ移りました。
リストカットをし始めたのは
中学2年生になった頃。
理由は覚えていません。
テレビで見た知識から
何かの拍子に切ったような…?
日に日に酷くなる。
最初は赤く線がつく程度。
血がプクっと出るくらいになり
次に血が流れるようになり。
腕は切る場所が無くなるくらい
無数に線が引かれていました。
当時の彼氏や男友達の助けもあり
リストカットを辞めようと努力しました。
切りたくなっても我慢しました。
数ヶ月、なんとか
我慢できていたある日。
父親が急に家に来ました。
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