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「小百合…まり、本当はずっと蓮君の事好きやった…今でも本当は好き…」
「知っとるよ…そんな事!」
「やけどまり…もう…前に進む。明日から…前に進む!」
「無理せんで良いとよまり!簡単に忘れられる恋とかあるわけないっちゃけん!良かったやん…ちゃんとお別れ出来て!それだけでも…あの頃とは違う!」
「…うん」
…そうだ私は
無理矢理過去にしようとしたから、あんなに辛かったんだ。
だから辛い“感情”を殺して生きて来たんだ…。
確かに今も辛いけど
あの頃とは全然違う。
「小百合がおってくれて良かった!」
ねぇ小百合…
本当だよ。
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