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「私も、まりがおって良かった!まりに出会えて良かった!もう二度と自分の体傷付けんけんね!」 「小百合…」 「だってまり…怒ったら怖いんやもーん!」 「何なんそれー!」 私達はいつの間にか笑いながら泣いていた。 「小百合、まりね…今まで生きとる意味が分からんかったったい!でもね、やっと分かった!」 「え?何?」 「多分…この瞬間だよ…!辛い思いも、苦しい思いもいっぱいして、泣いて…。泣いて泣いて泣いて…やけど今はこうやって笑っとる!」 「あぁ本当!そうやね!」 「まり達、今バリ良い女ばい!」 小百合が微笑む 「うん、私達今絶対良い顔しとる!」
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