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「…わっ…私、彼氏出来たの…だからっ!……」
亜紀はギュッと目を閉じて、男に崇のことを話した。
男はピタっと、動きを止める。
亜紀は男が動きを止めたので、ゆっくりと瞳を開けた。
男の顔を見て、恐怖する。
男はニコニコ笑っているが、目はまったく笑っていない。
亜紀に覆いかぶさりながら、耳元で囁いた。
「…そう。亜紀の彼氏は僕のこと知ってるのかな?
今度、家に連れて来てね。」
亜紀は背筋にゾクッと悪寒が走り、男が亜紀の首筋に顔を埋める。
亜紀は目を閉じ、男の行為を堪え、涙を流した。
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