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あれから数時間、経つ。
亜紀はベッドの中で震えていた。
男はベッドに腰掛けて、服を着ている。
きちんと服を着終えると亜紀の頭に手を乗せる。
ビクッと亜紀が反応するが、男はクスリと笑って亜紀の耳元で囁いた。
「…今日も可愛かったよ。亜紀。」
そう言いながら頭を撫でると、男はベッドから立ち上がり部屋を出て行った。
バタンッ
扉が閉められ、亜紀は静かに泣き出した。
「…っく………」
…崇。
………助けて…
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