プロローグ[始まりの場所]

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〔12月某日-海鳴市付近の海上〕 「スタァライトォ……」   「プラズマザンバァァ……」   「ラグナロク……」   「ブレイカァァァ‼‼」 …悲しみと幸福…そして人々の未来を願う戦士達が放った   “想いの力” ……その力は猛々しく…しかし優しく…漆黒の“闇”を包み込んでいく…… その光はまるで数々の罪を“闇”から削ぎ落とす光の滝のように“闇”を打つ… …そして無数の光によって罪を流した“闇”は[アルカンシェル]という名の光によってその時の旅を終えた…… …かつて[夜天の魔導書]と呼ばれた魔導書を[闇の書]と呼ばれる原因…[闇の書の“闇”]……何百…何千年以上の時の旅の中で数々の輪廻を繰り返した[夜天の魔導書]がたどり着いた最後の時… …自身の主の力となり…美しく優しい癒やしの風の名を受け……そして穏やかな心で己を閉じる事が出来る事に感謝を込めながら…かつて[夜天の魔導書]と呼ばれた魔導書は光となり……小さな欠片となった…主の幸福と…共に戦ってくれた戦士達の未来を信じて…… 後に[闇の書事件]と呼ばれる古代遺産(ロストロギア)事件の幕はこうして終幕を迎えた………しかし……本当の“闇”との戦いは…ここから始まるのであった………。
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